子どもの発語が遅い?必見!発語の時期や言葉のスムーズな覚え方

ごきげんよう!、KDです!

今回は、2歳前後のお子さんをお持ちのお母さん達には結構関心が高い、

子供が言葉を発する時期と効率的に言葉を覚える方法についてお話していきます。

この時期になると、子供が発語しているか、どれだけ話せているかが気になる、心配になるお母さんが多いと思います。

「もしかして、うちの子遅いんじゃ?」

「言葉の覚えが悪い気がする」

「同じ年の○○君はあんなにおしゃべり上手なのに…」

「もしかして、うちの子何か障がいがあるのかしら?」

と、お子さんの周囲の同年代のお友達と無意識に比べてしまうことも少なくないと思います。

障がいの可能性を疑いたくなる時もあるでしょう。

私も保育園で、2歳児の子が中々意味のある言葉を話さない時がありました。

大丈夫かな?と心配していた時もありましたが、発語の時期や言葉の覚え方をお母さんと協力したことで、

徐々に1語文、、2語文と話せるようになりました。

発語の時期は知識ですし、覚える方法も原理が分かれば、難しくないので、

少し意識すれば、誰でもできます。

とはいっても、やはり周りとの差は気になるもの。

できることなら、皆と同じように話せるようになっていってほしい。そう思うのが親というもの。

そこで今回、子供の発語の時期の目安や多少遅いお子さんでも言葉をどんどん覚えていける方法をお伝えします。

これから、ご紹介するのは、子供が言葉を話していく過程とその時期の目安、言葉をなるべく早く覚えていく方法で、大きなポイントは2つです。

この記事を、読んでいただければ

・子供の発語の大まかな流れが分かる。

・発語の発達の遅れの最終判断の機会が分かる。

・子供の言葉の取得スピードがあがる

このように、発語の発達の概要や子供の言葉の取得をスムーズにし、おしゃべり上手につなげることができます。

逆に読まなければ、

・子どもの発語の遅れに気づかず、将来的に周りの子どもと差ができる。

・発語の発達への不安によるストレスが積み重なり、自身の体調や子供の発達そのものに悪影響が出る。

以上のように、重度の遅れではなかったとしても、小学校に入学後、学習面での差につながり、子供の将来の進路に影響するリスクになりえます。

また、親の体調が悪いと、子供の情緒不安定につながる恐れがあります。

といっても、まずは知識をつけていかなければどうしようもないので、

肩の力を抜いて記事を読んでみてくださいね。

●発語の遅れの最終判断は3歳児検診まで待とう

まず、発語の時期に関しては、「過程がどうであろうと3歳児検診で判断される」ことを気に留めてください。

皆さんが悩んでいるように、私の勤務する保育園でも、発語について相談する親御さんがいます。

1歳半のお子さんで「あーあー」「うーうー」と喃語はいうものの、1語文(ブーブー、ワンワンなど)がない。

1語文の基準として1歳ごろで、はなし始める子が「多い」ですが、あくまで「多い」ということ。

他にも相談者さんのお子さんのような子はいるということですね。

その際は、3歳児検診まで様子を見るということになりました。

因みに、2語文は2歳ごろ、3語文以上は3歳以上です。

しかし、これはあくまで基準。

子どもによっては前後することがザラにあります。

つまり、

この段階で発達遅れの判断が難しいんです。

だからこそ、しばらくは様子を見ることが大事。

結論、遅れの判断は3歳児検診で「疑い」。

そこから、専門医による診察でやっと「何らかの診断名」がつくことがほとんどです。

ゆえに、私が言いたいのは、

周りがなんと言おうと、健診まではお子さんといつも通り過ごしてください。

お母さんの不安や心配もわかります。

しかし、それは子供にも伝わります。

ですから、何より子どもの安心のために、個人差があるのだから、

気にせず健診までいつも通り過ごしてください。

そうすることで、子どもも安心しますし、情緒も安定しやすいので、発達にも良い影響を与えられるんですね。

●子供が言葉を覚えるなら、相互排他性原理と共同注意を生かそう

なんだか専門用語が出てきたぞ、と思った方、

ご心配なく、分かりやすく説明します!語句自体は覚えなくて大丈夫です

語句の説明を私なりに簡単に解釈して説明しちゃいますね!

相互排他性原理:大人は、1つの物に対して様々な名前で認識するが、子どもは1つだけ。

例えば、ピカチュウのぬいぐるみがあったとします。

大人は、それを見て「ピカチュウだ」「ぬいぐるみだ」「ネズミだ」などと複数の名で認識しますが、

子どもは「ピカチュウだ」であれば、それだけでしか認識できません。つまり、大人がいくら「ネズミだね」と教えても、そう認識できず、近くに犬のぬいぐるみがあれば、それを「これがネズミ」と認識してしまいます。

共同注意:とある物に対する注意を、他者と共有する

例を出すと、大人が近くの猫を指して、「これは猫だよ」と教えたことに対し、

子どもも《猫を見て》「これが猫」というように、

同じものを見て、同じ「猫」と認識することです。

これがもし子供が別の犬を見ていたら、見ていた犬を「猫」と認識してしまうことになります。

少し、複雑でしたが、この原理を利用すると、早く言葉を覚えるようになります。

具体的には、覚えてほしいものを指をさすなどして示し、

子供が示したものを見た状態で「これは○○だよ」と教えてあげることです。

こうすることで、

子どもが対象をしっかり目で認識した状態で名前をリンク

させることができ、言葉を早く覚えることにつながるんですね。

ちなみに、

よく喃語を話す子供が指を指して、「あーあー」というときがありますが、これは共同注意の「逆」で

子どもは大人が指を指して名前を教えてくれる

と分かっているので、

指したものの名前を共有、つまり教えてと表現しているんですね。

これも利用すると、興味を示している分より早く言葉を覚えられることができます。

☆まとめ:発語の時期はあくまで参考に!3歳児検診まで待とう!そして、子供の興味、注意を利用して言葉を覚えよう!

いかかだったでしょうか?このように、子供の発語というのは個人差があり、多少の遅れ程度では何の心配もいりません。

むしろ、不安になりすぎて、体調を崩したり、子どもの情緒が不安定になる方が危険です。

なら、3歳児健診までいつも通り過ごした方がお母さんにも子供にも安心です。

仮に何かあったとしても、様々な支援が受けれますので大丈夫です。

言葉を早く覚えさせること、語彙力を上げることは、

物事の理解力、思考力を養うことにつながる

ので、おすすめです。

学習面では読解力にも直結するので、やって損はありません。

少しやるだけでも違うので、思い立った時に試してみてくださいね。

これをするかしないかで、子どもの理解力に差がついてきます。

子供が将来楽しく勉強できるように、今から始めてみてはいかがでしょうか?やることで確実に変わります。