言うことを聞かない?を解決する効果的な叱り方

皆さん、ごきげんよう。保育園看護師のKDです。

今回は、

自我が強まってくる2歳児のお子さんをお持ちのお母さん方に向けて、

自然な形でいうことを受け入れてくれる叱り方法

についてお話します。

生まれてきた可愛い我が子、

最初は何をしても愛おしいと感じていた日々。

寝ている姿、ハイハイする姿、歩く姿、食べる姿、

全てが可愛くてしょうがない。

しかし、話せるようになって暫くすると、

唐突に言うことを聞かなくなってくる。

何度言っても、同じことをして、

全く言うことを聞く気配がない時ありますよね。

それは自我ができてきた証拠、といっても動揺は隠せないと思います。

「何で言うことを聞いてくれないの?」

「何か嫌われることしたかな?」

と戸惑いや不安になるのも1度や2度ではないでしょう。

わたしが勤務する保育園に通っているお子さんの中にも、

今まで嫌がらず、素直に聞いてくれていたのに突然お話しを聞き入れてくれなくなった時がありました。

しかし、そんな子どもの行動の理由や、対処方法を知ったおかげで、

子供がストレスを感じず、お話しを聞き入れてくれるようになりました。

因みに、この方法は信頼関係を築いているからこそできることであり、

その深さによって効果は比例します。

つまり、私たちスタッフよりも断然お子さんと信頼関係を深めている

お母さん方が実践した方が効果的です!

少し、言い方を変えるだけで、そこまで難しくないので、

一緒に学んでいきましょうね。

とはいっても、子供の気持ちなんてよく分からないのも事実。

大人の思考と子供の思考は違うので、

理解するのなんて難しいと思うのも無理ありません。

それゆえに理解しようとして分からないときのイライラがすごい(語彙消失)

言葉で教えてくれるのが一番ですが、

2歳児くらいだと子供にとって伝えるのも一苦労。

そこで、今回は

言うことを聞かない子供が自然と聞き入れるようになる方法

をお伝えします。

これから私がご紹介するのは、

言うことを聞かない子供の行動理由とその対処法で、

大きなポイントは2つあります。

この記事を読んでいただければ、

・言うことを聞かない子供の行動の理由が分かり、対処しやすくなる。

・子供がストレスをあまり感じず、言うことを受け入れやすくなる。

このように子供がなぜ、言うことを聞かないのかの裏にある理由が分かり、

気持ちがわからないイライラから解放されます。

また、「〜しなさい!」と強く言わなくても、子供が自ら、自然とお話しを聞いてくれるようになります。

逆に読まなければ

・子供の行動の理由が分からず、ストレスになり、

虐待になる恐れがある。

・子供が言うことを聞かないまま、

心身の疲労によりネグレクトにつながるリスクがある。

いずれにしても、親と子両方に心身の消えない傷を残す可能性があります。

そうなれば、今までの生活に戻ることもできません。

この機会に、子供の気持ちを知り、

より効果的な叱り方の方法を実践してみましょう!

やることは簡単なので、一緒に学びましょう。

言うことを聞かなのは怒られるのが嫌だから

ここで大事なのは、

怒られるのが嫌

ということです。

子供は、何かをやらかしてしまったとき、少なくとも

「やってしまった」

「どうしよう」

と罪悪感を抱いています。

そこで、この後怒られるのが分かっているので、

塞ぎ込んで、耳に入っていかないんですね。

つまり、聞かないというよりは、

聞ける状態ではない

ということなんです。

大人でも、怒られると頭真っ白になるときありますよね。

子供にも同じようなことが言えるんですね。

直前の良いところを認めてあげよう

ここで大事なのは、、

行動を認める

ということなんです。

先ほど述べたように、子どもは怒られたくないがために、

塞ぎ込んでしまいます。

そこで、そこから聞いてくれるようにするには、

怒らないよ」という意思を伝える必要があります。

それは、やってしまったことの前にやっていたことを認めてあげます。

例えば、ごはんを食べていて、こぼしてしまったとします。

しかし、それまでキレイに食べていたわけですから、

こぼしたことを責めるのでなく、

きれいに食べていたことを認めてあげましょう。

その際、「すごいね」「偉いね」ではなく、

「キレイに食べられてたね」

と行為そのものを認めてあげることで

「やっていたことは良かったことなんだ」

「こうすると喜んでくれるんだ」

という認識をもってくれ、次に生かせるんですね。

更に、聞き入れてくれたところに優しく

「でも、次はこぼさないようにしていこうね」

と誘うように声掛けします。

そうすることで、子どもはより受け入れやすくなるんですね。

まあ、教えている自身もこぼすときはこぼしますけどね(笑)

要するに、

怒らないことを言葉や態度で示し、安心感を与え、

聞く準備ができたところで、

改善を要求すると受け入れてくれるようになるんですね。

この方法なら、親子共々ストレスをさほど感じず、

自然な形で躾が成功するようになるんですね。

☆まとめ:やってしまった時の子どもの心理を考慮し、直前の行動を認めてあげよう

いかがだったでしょうか?

このように、「~しなさい!」「なんでしないの?」と一方的に怒らなくても、

できたことを認めてあげれば、子どもは心を開き、

お話を聞いてくれるようになるんですね。

子供のことを思っていってしまいたくなるのも分かります。

しかし、子どもも彼らなりにどうにかしようと頑張っています

その頑張りを認めてあげれば、

「頑張ってよかった」

と自分に自信がつき、自己肯定感を上げることにもつながります。

これをするかしないかで、子どもとの関係性や親子の心身の状態が変わってきます。

より良好に、または維持するか否か、決めるのはあなたです。

ですが、それで変わるのはあなた方家族の未来なのです。