親しい人じゃなくていい!育児に関することは○○に聞け!
こんにちは、保育園看護師のKDです!
今回は、子育て真っ只中のお母さんたちが、周りに育児に関して頼れる人がいなくても、育児に関して教えてくれる人や育児をサポートしてくれる制度をご紹介します。
すでに2人目以降のお子さんをお持ちのご家庭なら、育児支援に関してはある程度ご存知だと思います。しかし、初めてのお子さんの育児となれば、育児に関してはほとんど知識がない状態であることも少なくないでしょう。役立つ情報があっても、知識がないゆえに利用までいけないケースも多いはず。
実際、私が勤める保育園を利用するお母さんがとある市の支援対象だったにも関わらず、スタッフに言われるまで気づかなかったことがあります。教育熱心なお母さんで、育児が忙しくて制度の利用まで手が回らなかったそうです。しかし、スタッフの方から、制度の一部の紹介、市のホームページの紹介などがあり、無事利用することができました。
「それって、面倒な手続きが必要なんじゃないの?」「自分で調べるのは育児が忙しくて時間ない」などのお声もあると思います。たしかに、不正防止や正確な支援を行うために、書類や身辺調査などありますが、やり方については教えてくれますし、わざわざ調べなくても、専門家に聞くと色々教えてくれるので安心してください。
一番いいのは知っている知り合い、特にハードルが低いのは親族に聞くこと。しかし、3世帯同居も以前と比べると多くはありません。気軽に育児について聞ける人が少ないのも事実。また共働きが増えている中で、仕事と育児の両立でそこまで手がまわらない人も多いでしょう。
そこで、今回、周りに気軽に頼れる人がいなくても、育児のサポートをしてくれる人や制度をご紹介していきます。
これから、ご紹介するのは、育児に関して誰に聞くといいのか、子育ての支援を受けるにはどの制度を利用したらいいのかの方法でで、大きなポイントは大きく2つ。
この記事を読んでいただければ、
・育児に関する支援が得られ、主に金銭的な負担が減る
・育児、制度の専門家から子育ての分かりやすい説明が得られる。
・育児のストレス軽減され、精神的余裕ができる。
以上のように子育てをする上での日常生活の負担を減らすことができます。
逆に読まなければ
・金銭的な負担が改善されず、将来的に貧困に至るリスクがある。
・育児に関する相談、問題の解決ができず、育児不安が増大、精神疾患に至るリスクが上がる。
という風に、今は大丈夫でも、将来的に貧困に陥り、そのストレスから精神不調をきたす恐れがあります。金銭的なことでいえば、子供の進学にも影響するかもしれません。
とはいっても、まずは知識を得ることから始めなければ何も始まりません。リスクもあくまで可能性の話なので、まずはどんな支援があるのかを一緒に学んでいきましょう。
●育児そのものに関しては保育士さんに聞こう!
育児の仕方に不安がある、正しいのか分からない、そんな時は「保育士さん」に聞くことが一番の近道でしょう。
かく言う私も入職当初は、保育知識もほとんどなく、経験も皆無でしたので、子供たちと遊ぶくらいしかできませんでした。保育者は必要時指導もしなければいけないので、全く戦力になりませんでした。
自力での勉強でも限界がある。しかし、一番効率のいい方法があるじゃないか!そう、保育士さんに聞けば良かったんですね。すぐに疑問点を質問。ものの数分ですべての悩みが解決しました。
因みに、保育士は何ぞやというと、公式には「児童福祉法」に記載されています。
「保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう」
“児童福祉法 第18条第4項”より引用
このように大々的に「保育に関する指導」と書いてありますね。ですから、世の子持ちのお母さま方は何も遠慮することなく、どんどん聞いていただきたいと思います。育児の専門家だからこその悩みに即したアドバイスをお約束します!
どんなことを聞けばいいの?と疑問に思った方、正直なんでもいいです。別に悩みでなくともいいです。普段の育児の苦労を愚痴るのでもいいです。育児の壁は保育士も同じように経験しているので、中途半端な反応は決してせず、同じ経験をしているからこそ良き理解者になってくれると思います。また、難しい問題でも、専門知識を駆使して一緒に考えてくれるので、これ以上に心強い味方はいないですよね。
私も看護師として保育園で仕事をする中で、園で初めて突然な熱を出した子に遭遇して、職業柄「どうしたの?!」とすっ飛んでいったことがありますが、保育士の方が「ああ、この子は泣きだすと熱が上がるんだよ」といわれた時の安心感はすごかったです。まあ、医療職として慌てるのはどうよって話ですが、そこは目をおつぶりいただければ...(笑)
つまり、単純な話、育児に関しては保育士に聞け!これがすべてですね。
また、幼稚園の先生と違い、0歳2か月から小学校入学前まで預かるのが保育園ですので、セーブ範囲は広いです。入園から卒園まで第二の母(には到底及びませんが)のように一緒にお子さん育児をサポートしてくれることでしょう。
●子ども・子育て支援制度
ここでは、幼児のお子さんを持つ対象となるすべてのご家庭が利用できる制度の内容をご紹介します。これは、国が上記の制度をもとに行っている公式の支援となるので、利用できれば、育児負担や金銭負担を減らすことができます。
申請には前述したように、書類やら身辺調査やら時間がかかりますが、それ以上に得られるメリットの方が大きいので、これを見た後は、内閣府のホームページへ、すぐに申請必至です。
認定こども園:教育と保育を一緒に行っている、幼稚園と保育園を合体したようなものです。
メリットとして
・保護者の就労の有無にかかわらず利用可能
・集団行動や異年齢との関わりを重視しています。
・他にも様々な地域子育て支援が充実しています。
児童手当:0歳から中学校卒業までの児童に向けた現金給付による支援で年齢によって金額が違います。年に3回の支給です。ただし例外もあるので公式ホームページで要確認です!
以上の他にも様々な取り組みがありますが。他にも気になる方は、内閣府のホームページまで。
(https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/index.html)子ども子育て支援新制度/内閣府
●まとめ:育児で分からなければ保育士に聞け!幼児の子どもをお持ちなら、すぐに子ども・子育て支援新制度を活用しよう!
いかがでしたでしょうか。育児で頼れる人がいないご家庭も少なくないと思います。ですが、共働きなら利用するであろう保育園。そこで勤務する保育士に聞けば、育児の悩みは驚くほど解決するでしょう。専門的知識も得られるので、安心感も違うでしょう。
また、制度のことがよく分からない人でも。ますは、子ども・子育て支援新制度をまず利用してみてください。他にも制度はありますが、条件があったり、正直面倒くさいです。それに比子ども・子育て支援新制度は申請し、支援を得られるまで時間はある程度かかりますが、ほぼ例外なく利用、支援のメリットを得られるのでお勧めです。
これらを利用するかしないかで、あなたの育児、育児ライフのクオリティレベルは段違いです。やるかやらないかは自由ではありますが、聞いたり、申請するの無料なので、利用しない手立てなないでしょう。ぜひ、今すぐにでも利用してみてくださいね!